こんにちは、札幌パソコンサポート代表の平山です。

札幌パソコンサポート・パソコン修理・パソコントラブル対応のプロ業者

今回の記事は、もう、表題の通りの内容です。

昨年あたりから、「Windows7を使い続けたいんだけど!」と何度も何度も様々な方から、ご相談いただきました。そのたびに、同じようなお答えをしてきました。今後もまだ同じお答えが必要かもしれませんので、いっそ、こうして、記事にしておきたいと思います。

Windows7をずっと今のまま使い続けることは、無理です。それが出来たら、みなさん苦労していません。

まず大前提ですが、世の中の多くの方々が、パソコンを買い替えたり、あるいはアップグレード作業を行ったりして、Windows10の環境へ切り替えているのは、それがどうしても、必要なことだからです。

知恵や工夫でどうにかなるとか、やり方次第では大丈夫!という程度のことなら、おそらくほとんどの皆さんが、わざわざお金を払ってまで、切り替えなどは行わないでしょう。みんな、理由があって、仕方なく、慣れ親しんだ環境や、以前に買った機器などを諦めて、移行しているのです。

いったん買ったものが、故障でもない、自分のせいでもない理由で使えなくなったり、目に見えない原因で、危険だ危険だと言われることに、ある種の理不尽さを感じられるお気持ちは、私も十分に理解しているつもりです。ですが、無理なものは無理!いくら気持ちの上で納得いかなくても、どうにもならないことはどうにもならない!と、改めて今後も私はお伝えしていくしかありません。

インターネットを使用しないなら大丈夫。ただし、ちゃんと物理的に切断しておきましょう。

Windows7のパソコンを、今後はインターネットに接続せず、単なるワープロ機として、書類づくりや住所録の印刷に使うだけなら、問題ありません。スタンドアローン(孤立)方式と呼ばれる使い方です。ただし、今まで通りの環境のまま、ただインターネットのブラウザーソフトをクリックして開かなければいい、というわけではありません。たとえ何もしなくても、パソコンが起動していて、回線が通じている時点で、100%安全ではありません。

ですので、きちんとネットワークケーブルを抜いたり、無線LANの場合はアダプターを抜いたり、物理的に取り外せない機種なら内臓アダプターを無効の設定にしたり、といった、ちゃんと「断線させる」という手順を行ってください。繰り返しになりますが、「ネットのソフトを開かなければよい」とか、「検索しなければよい」とか、「クレジットカードを使った買い物だけしなければよい」とか、「色々なサイトなどでログインさえしなければよい」といった問題ではありません(上記のセリフはいずれも実際に私平山がお客様に言われた事です)。

ちょっとだけなら大丈夫、とか、何か特定の作業さえしなければよい、というものではありませんので、どうしても、Windows10にしたくない!7のまま使う!と言う方は、インターネットは使用出来ないように、完全に物理的に切断しましょう。

具体的にどうなるっていうの?今まだ普通に使えてるじゃん!と言う方へ

具体的には、だんだんそのパソコンで出来ることが減っていきます。さまざまなウェブサイトが表示されなくなったり、新しい周辺機器に買い替えても、(プリンターやスマートフォンなど)そのパソコンには適応せず、繋げられないといった状態になっていきます。最終的には、そのパソコンではほとんど何もできなくなります。(以前にサポートが切れた、Windows95や、WindowsXPといったOSが搭載されたパソコンは、今まさにその状態です。ほぼ何の役にも立たない箱になっています)。壊れた場合の修理さえも、時間の経過とともに、出来なくなっていきます。(修理用部品やプログラムが入手困難になっていくため)

また、同時に、どんどんセキュリティ上の穴が広がっていきます。完全に使い物にならなくなる前に、さまざまな情報(ご自身だけでなく住所録などに入ったお知り合いの個人情報やクレジットカード情報など)が漏洩したりするケースも考えられます。

これは、ご自身があまりインターネットを使わない(ブラウザーを開かない)ですとか、変な所は開かないから大丈夫だとか、そういう問題ではありません。使い方にまったく問題がなくても、サポートが終了し、セキュリティ対策もされなくなったパソコンはどんどん無防備になっていき、自分で何もしなくても、知らない間に情報が漏洩することも、十分にありえることなのです。

Windows7のパソコンなら、比較的容易にWindows10にアップグレード可能ですので、出来るうちにやっちゃいましょう。

参考記事:【買替えの必要なし!】今使っているパソコンを、Windows10へアップグレードで再利用!

当店で、Windows10へのアップグレード作業を請け負っています。パソコン丸ごと買い替えるよりも安価で、環境やデータもほぼそのまま引き継げるので、むりにWindows7を残そうとするよりも、よっぽどお勧めです。詳しくは上記URLからご確認ください。

かなりの費用と手間をかければ、あと数年なんとかWindows7を使用し続けることも不可能ではないけれど…

ここまでは基本的な、当たり前の話をしましたが、ここからは、例外的なお話になります。じつは現在、企業用のWindows7ライセンスを使っている場合に限り、サポート終了を延ばすこともできます。(ただし有料です)

企業用でないWindow7をお使いの方は(特に指定せずに家電量販店や通販でパソコンを購入された方は、ほぼ全員家庭用Windows7です)、まず企業用のWindows7ライセンスを改めて購入(すでに購入自体が困難です)し、今のパソコンにそれを導入し直し、企業向けサポートサービスに加入し(加入にも条件があります)、さらにサポート延長の手続きをし(有料です)、毎年きちんと延長サポート料を支払い続ければ、今まで同様とまではいかないまでも(ここまでしても、今までと違って最低限の重要なセキュリティパッチしか提供されません)一応は、使い続けることができます。

ですが、ここまで手間をコストをかけても、数年後には必ずWindows7のサポートが終了することは決まっていますし、たいてい、Windows10に切り替えるよりも余計にお金がかかります。普通のご家庭用パソコンで考えた場合、何のメリットもありません。

この措置は、現在の職場で使っている、業務の根幹にかかわる重要なソフトウェアなどが、どうしてもWindows10では作動しないので、どんなにお金を払ってでも、仕事を続けるためにはWindows7が必要だ!という企業への、一時的な救済措置でしかありません。

一般ご家庭の方や、一般的な中小企業様にとっては、費用負担の面でも、手間の面でも、これらを実現するための手続きの煩雑さや難しさをとっても、全くオススメはできません。素直にWindows10への移行をご検討ください。

まとめ

感情などを抜きにして、今後もWindowsパソコンを使う必要がある方の、利益やリスクについて合理的に考えた場合、Windows7の継続使用はあきらめて、Windows10へ乗り換えることが、ほぼ唯一の正解です。